泊大阿母火神
歴史
琉球王国第一尚氏王統の最後の王である尚徳王(しょうとくおう)ゆかりの拝所で、火の神(ヒヌカン)を祀ってある。
基本情報
- フリガナ
- トマリオオアムヒヌカン
- 所在地
- 900-0012 沖縄県那覇市泊1-38 付近泊北公園内
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 「ゆいレール」美栄橋から徒歩約11分。
路線バス3番7番11番20番などで中之橋バス停下車約4分。
付随情報
- 学術的詳細
- 1466年、第一尚氏最後の王である尚徳王(しょうとくおう)が奄美諸島の一つ喜界島(きかいじま)征伐に行き、凱旋した時に泊宗重(とまりそうじゅう)の妻が清水を捧げて王を出迎えた。これに感動した王が泊宗重を泊の初代地頭職に、妻を泊大阿母(トマリノオオアム)という神職に任命した。その妻が祀ったのがこの火の神(ヒヌカン)である。戦前は泊高橋の近くにあったが、戦後、この公園内に移された。現在の祠は1958年に再建されたもの。祠の中には石製のカマドが祀られている。祠の隣には丸いコンクリートの井戸と土帝君(トーティークン)(中国から伝わった土地の神様)と書かれた石も祀られている。
- 情報引用元
- 歴史散歩マップかいせつ編 ゆいレール駅周辺物語