曝書山房跡
歴史
沖縄学の父とされる伊波普猷(いはふゆう)の別荘跡。城岳(じょうがく)の西の麓(ふもと)にあり、かつては、濃い樹影に囲まれた静閑な別天地であった。
基本情報
- フリガナ
- バクショサンボウ
- 所在地
- 900-0023 沖縄県那覇市那覇市楚辺1-2-30 付近契約駐車場内
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 那覇高校バス停下車徒歩3分 どんぐり保育園そば
付随情報
- 学術的詳細
- 沖縄学の父とされる伊波普猷(いはふゆう)の別荘跡。城岳の西の麓にあり、かつては、濃い樹影に囲まれた静閑な別天地であった。
城岳を背にし、地域のウブガー(産井)を含む2,500坪の伊波家の畑地は幼少の頃、昆虫や草花の採取に興じた所、と後に記している。
沖縄県立図書館長時代の1914年、持病の療養のため、地内に12坪ほどの瓦葺きを建て、晴耕雨読の日々を過ごした。屋内には、尚泰王の第4子尚順松山王子の筆による「曝書山房」の額字が掲げられていた。この別荘は、比嘉春潮(ひがしゅんちょう)らも参加して沖縄研究の会が開かれた他、組合協会(キリスト教)運動の拠点ともなっていた。しかし、この地も大正末期、伊波の上京後には人手に渡ったという。 - 情報引用元
- 那覇市歴史博物館