崇元寺下馬碑
史跡
崇元寺には、舜天(しゅんてん)以下歴代国王の位牌がまつられていた。戦前は石門の東西両側に碑が建てられており、西側の碑は戦災で建物ともに破壊され(碑の頭部、中央部の一部分が県立博物館などに保管)東側の碑だけが残っている。
基本情報
- フリガナ
- ソウゲンジゲバヒ
- 所在地
- 900-0012 沖縄県那覇市泊1-9-1 付近
- 電話番号
- 098-917-3501 那覇市文化財課
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 崇元寺バス停そば
付随情報
- 学術的詳細
- 文化財(県指定美術工芸品)指定年月日:昭和30年1月25日
崇元寺には、舜天(しゅんてん)以下歴代国王の位牌がまつられていた。戦前は石門の東西両側に碑が建てられており、西側の碑は戦災で建物ともに破壊され(碑の頭部、中央部の一部分が県立博物館などに保管)東側の碑だけが残っている。両碑とも材質は細粒砂岩(ニービヌフニ)、表に「あんしもけすもくまにてむまからおれるへし 大明嘉靖(かせい)六年」、裏には「但官員人等至此下馬」と同じ文章が彫られている。「大明嘉靖六年」とは、1527(尚清1)年に当たる。碑の上頭部には丸い太陽、その左右には雲と鳳凰(ほうおう)を、碑面周囲には唐草模様などが刻まれている。碑面全体の均等がとれており、その彫刻の技法は現在碑文の中でもすぐれたもので、書体や彫刻技法の変遷を知る上で貴重な文化財である。 - 情報引用元
- 那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会