龍淵橋
イベント史跡首里城公園
龍淵橋は、円鑑地(えんかんち)と龍潭(りゅうたん)との間にある水路に架けられた石造拱橋(アーチ橋)。本体は琉球石灰岩、欄干は「ニービヌフニ」と呼ばれる細粒砂岩でつくられた。大きさは、幅9m、アーチの幅1.5mで、橋の床面は平坦になっている。つくられたのは、1502(尚真25)年と推定される。
基本情報
- フリガナ
- リュウエンキョウ
- 所在地
- 903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵町1-2 付近首里城公園内
- 電話番号
- 098-886-2020
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 有料駐車場あり
- アクセス
- 首里城公園入口バス停より徒歩2分
- URL
- http://oki-park.jp/shurijo-park/
付随情報
- バリアフリー
- 学術的詳細
- 文化財(県指定建造物)指定年月日:昭和34年1月29日
龍淵橋は、円鑑地(えんかんち)と龍潭(りゅうたん)との間にある水路に架けられた石造拱橋(アーチ橋)。本体は琉球石灰岩、欄干は「ニービヌフニ」と呼ばれる細粒砂岩でつくられた。大きさは、幅9m、アーチの幅1.5mで、橋の床面は平坦になっている。つくられたのは、1502(尚真25)年と推定される。欄干の破目石(はめいし)に施された彫刻に獅子、龍、麒麟(きりん)、花、鶴、鳳凰(ほうおう)、牡丹などが刻まれていた。その彫刻の技法は、世持橋(よもちばし)や、円覚寺放生橋(えんかくじほうじょうばし)の欄干の羽目石の彫刻と同じもの。それらの彫刻も戦争前には行方がわからなくなり、現在はその一部が県立博物館に保管されている。1945年(昭和20)年、沖縄戦による戦災を受け、現在残っている橋は1950(昭和25)年に修復されたもの。 - 情報引用元
- 那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会