カテーラムイ(寿山)
歴史
海軍航空隊巌部隊の本部陣地壕。日本軍は、この地を寿山と称した。1944年8月から12月にかけて住民も動員して突貫工事で完成した。総延長は約350mで、その中に司令室・兵員室・暗号室などが設けられた。
基本情報
- フリガナ
- カテーラムイ(コトブキヤマ)
- 所在地
- 901-0156 沖縄県那覇市田原3丁目 地内
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 那覇空港から「ゆいレール」に乗車。
小禄駅にて下車。 徒歩約5分。
路線バスは小禄駅前バス停にて下車。徒歩5分。
付随情報
- 学術的詳細
- 海軍航空隊巌部隊の本部陣地壕。日本軍は、この地を寿山と称した。小禄飛行場防衛のため、小禄・豊見城一帯では、海軍少将大田実司令官の指揮下に連合陸戦部隊が編成され、多くの陣地壕が掘られた。その一つが本壕で、1944年8月から12月にかけて住民も動員して突貫工事で完成した。総延長は約350mで、その中に司令室・兵員室・暗号室などが設けられた。
1945年6月4日、米軍は飛行場のある字鏡水(かがみず)に上陸、戦闘が始まった。6月7日、米軍はここカテーラムイ一帯に激しい攻撃を加え、数日で制圧した。壕内には最大1,000人余の将兵・住民がいた。南部への撤退、避難民、戦死者数ともに不明であるが、8月段階でも約50人が壕内に留まっていたという。 - 情報引用元
- 那覇市歴史博物館