平等所跡
歴史
琉球王国時代の裁判所跡。警察・拘置所機能も有した。設置年代は不明。敷地は88坪あったといい法廷兼事務所、拘置所等が置かれた。
基本情報
- フリガナ
- ヒラジョアト
- 所在地
- 903-0807 沖縄県那覇市首里久場川町1-20 付近
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- ゆいレール儀保駅下車徒歩約6分
付随情報
- 学術的詳細
- 琉球王国時代の裁判所跡。警察・拘置所機能も有した。設置年代は不明。敷地は88坪あったといい法廷兼事務所、拘置所等が置かれた。「平等之側(ひらのそば)」(平等所長官)、「平等方吟昧役(ひらほうぎんみやく)」(次官)の下に「平等所大屋子主取(ウフヤクぬしとり)」(主席判事)、「平等所大屋子(ウフヤク)」(判事)等の役人がおり、主取・大屋子が取調をもとに調書と判決の案文を提出し、斬刑(ざんけい)・流罪(るざい)・寺預(てらあずけ)などの判決が確定した。平等所では他に王家の墓陵「玉陵(タマウドゥン)」の管理や首里市中の土地・山林に関する事務も行った。
1879年(明治12)の琉球処分後、一時「久場川芝居(くばがわしばい)」(演芸場)が置かれた。 - 情報引用元
- 那覇市歴史博物館