漫湖 水鳥・湿地センター
自然
鳥類は101種の水鳥を含むおよそ200種がこれまでに観察されている。このなかには絶滅が心配されるクロツラヘラサギやハヤブサ、セイタカシギ、アカアシシギなどの種が含まれる。秋から冬、春にかけては、シギ・チドリ類が訪れ、100羽を超すハマシギやムナグロの群れが見られることも。このような鳥たちの餌となるカニや貝、ゴカイなどの底生生物も豊富。夏の暑い時期の干潮時に、干潟一面を埋め尽くすカニの姿は圧巻だ。漫湖は、街の喧騒から離れて自然のなかでほっと一息ついたり、いろんな生き物を観察したり、あるいは環境教育の実践の場として利用されている。
基本情報
- フリガナ
- マンコミズドリ・シッチセンター
- 所在地
- 901-0241 沖縄県豊見城市字豊見城982
- 電話番号
- 098-840-5121
- 営業時間
- 9時〜17時。
- 休日
- 毎週月曜日(※祝日の場合は翌日に振り替え。)
慰霊の日(6/23)
年末年始(12/29~1/3) - 料金
- 無料
- 駐車場
- 約30台(無料)
- アクセス
- 那覇空港から「ゆいレール」に乗車。奥武山公園駅で下車。徒歩約15分。路線バス(55番88番98番)小禄バス停下車。徒歩10分。
- URL
- http://www.manko-mizudori.net
付随情報
- バリアフリー
- 学術的詳細
- 漫湖という名前は、1600年代の中国の古い資料に初めて登場する。1700年ほどごろでは、漫湖は那覇港の奥に広がる入江であり、その中にいくつかの島が浮かんでいた状態だった。琉球王朝時代には中国からの船が漫湖に停泊している様子が描かれている。
大正時代になると那覇の街は埋立てが進んだが、漫湖周辺はあまり埋立てられておらず、内湾的な状態を保っていた。その後、戦後那覇の街の市街化が進むにつれ漫湖の周辺が埋め立てられ、現在の姿になった。
また、漫湖は豊見城城址やハーリー発祥の地としての歴史的・文化的価値も有している。 - 情報引用元
- 漫湖水鳥・湿地センターHP