ヒジ川橋及び取付道路
史跡歴史
ヒジ川橋は、首里崎山町にあった御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)から識名園に至る途中の安里川に架けられた石造単拱橋(せきぞうたんきょうきょう)(アーチが1の橋)である。
基本情報
- フリガナ
- ヒジガワバシオヨビトリツケドウロ
- 所在地
- 902-0072 沖縄県那覇市繁多川4-553-2 付近金城ダム内
- 電話番号
- 098-917-3501 那覇市文化財課
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- ダム側と道の反対側に駐車場あり。
- アクセス
- 農業試験場前バス停より徒歩5分
付随情報
- バリアフリー
- 学術的詳細
- 文化財(市指定史跡)指定年月日:昭和34年12月16日
橋と取付道路ともに石材は琉球石灰岩で、橋の中央がわずかに高くなる、3段の階段式の橋。全長は13.18m、幅は5.2mある。欄干は琉球石灰岩の切石を利用した質素なものだが、各々の石は表から見えない所にほぞをつくって、巧みに組合わされている。橋のアーチは円弧を用い、橋脚部(きょうきゃくぶ)は布積み、そのほかはあいかた積みで、川床に石を敷いて恒久的な管理に留意されている所が特徴。ヒジ川橋という名称は、約150m北東側にある「ヒジガー」という井戸にちなんで命名された。
取付道路は、石を敷きつめた緩い曲線を描きながら、勾配を調節して橋に取り付けられている。道幅は2.6m、橋の東側の長さ28m、西側の長さ18.5mが指定されている。 - 情報引用元
- 那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会