第32軍司令部壕跡
史跡歴史
第32軍司令部壕跡は、首里城公園の地下にある地下壕跡である。
基本情報
- フリガナ
- ダイ32グンシレイブゴウアト
- 所在地
- 903-0816 沖縄県那覇市首里真和志町1丁目龍潭池そば
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- ゆいレール儀保駅下車徒歩約12分、車で約5分
付随情報
- 学術的詳細
- 全長1,000m以上にも及ぶ巨大な人口壕の第32軍司令部壕跡は、沖縄守備軍の戦闘指令所の跡である。沖縄守備軍は、1944年3月に創設され司令部は那覇市松川に置かれたが、1945年1月に首里第二国民学校(現城西小学校)・沖縄師範学校(現沖縄県立芸術大学)、同年3月に第32軍司令部壕へと移動した。米軍上陸後、首里地域は攻防戦の中心となり、壕内には軍首脳以下、約1,000人が生活し指令官室・参謀長室・作戦室・無線室の他に兵隊のベッドや炊事場、浴室にトイレまで完備されていた。坑口からおよそ150mのところで土砂が堆積し行き止まりとなっており、旧日本軍が撤退した際に爆破した影響とされている。坑口はフェンスなどで閉鎖されているため入ることはできない。