宜野湾御殿の墓及び墓域
史跡
王府時代の墓制によってつくられた典型的な王子墓。墓室の屋根の形が亀甲(カーミヌクー)に似ていることから、このような形の墓を俗に亀甲墓(カーミヌクーバカ)と呼ぶ。
基本情報
- フリガナ
- ギノワンウドゥンノハカオヨビボイキ
- 所在地
- 903-0801 沖縄県那覇市首里末吉町1-20、21 付近
- 電話番号
- 098-917-3501 那覇市文化財課
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり
- アクセス
- モノレール市立病院前駅より徒歩6分。末吉公園内を徒歩4分。
付随情報
- 学術的詳細
- 文化財(県指定建造物) 指定年月日:昭和51年9月28日
王府時代の墓制によってつくられた典型的な王子墓。墓室の屋根の形が亀甲(カーミヌクー)に似ていることから、このような形の墓を俗に亀甲墓(カーミヌクーバカ)と呼ぶ。この墓は亀甲墓がつくられるようになって間もない18世紀初期の構造で、墓正面の「眉(まゆ)」と呼ぶ部分の形がその後の亀甲墓と異なっている。壮大で優雅な形をしているこの墓は、高度な石造技術で築かれている。墓域は約4,000坪で、墓、墓守(はかもり)屋敷跡および石畳道など王府時代の墓制をそのまま今に伝える価値の高い文化遺産である。 - 情報引用元
- 那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会