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旧円覚寺総門

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円覚寺は、沖縄の禅宗(臨済宗)の総本山であり、山号を天徳山といいます。尚真(しょうしん)王が父尚円(しょうえん)王の霊をまつるために建てたと伝えられ、第2尚氏王統歴代の菩提寺であった。

基本情報

フリガナ
キュウエンカクジソウモン
所在地
903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵町2-1 付近首里城公園内
電話番号
098-886-2020 沖縄美ら島財団首里城公園管理部
営業時間
4月~6月/8:00~19:30
7月~9月/8:00~20:30
10月~11月/8:00~19:30
12月~3月/8:00~18:30
休日
特になし
料金
無料
駐車場
なし
アクセス
龍潭通り 当蔵バス停より徒歩2分

付随情報

学術的詳細
県指定有形文化財(建造物)指定年月日:昭和47年5月12日
伽藍(がらん)は、鎌倉の円覚寺のように禅宗七堂伽藍(しちどうがらん)の形式を備えていた。総門は正面にある第一門で、本造3間2面の単層入母屋造り本瓦(赤瓦)葺きの八脚門形式で、外側1間通りは吹き抜けとなり、中央1間(約1.8m)は扉を設け、左右1間には仁王を配置していたため仁王門ともいわれる。建築様式は禅宗に属するが、鎌倉時代に完成した禅宗様式のような繊細さはなく、室町時代の建築でありながら奈良時代のよう堂々とした、重厚味のある沖縄建築を代表する建物のひとつ。礎石を残して戦災で消失したが、1968(昭和43年)に復元された。

一口メモ
伽藍(がらん)
寺院の建築物。建物の配置のこと。七堂伽藍となると、寺院の規模が完備した状態をいう。宗派によって備えるべき建物の種類、名称が異なり、禅宗においては、三門、仏殿、法殿、方丈などが一軸上に並び、左右僧堂、東司、庫裡、浴室などを配置している。
情報引用元
那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会