旧天界寺の井戸
史跡歴史自然
旧天界寺の井戸は、首里に多く見られる掘り抜き井戸の中でも貴重な由緒ある井戸。首里城から西側へのびる丘に建っていた天界寺は尚泰久(しょうたいきゅう)王代(1454~1460年)の創建で、尚貞(しょうてい)王代(1669~1709年)の1697年に井戸が作られた。
基本情報
- フリガナ
- キュウテンカイジノイド
- 所在地
- 903-0815 沖縄県那覇市金城町1-2-9 付近首里城管理事務所側
- 電話番号
- 098-917-3501 那覇市文化財課
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 首里城前バス停向い 首里城公園管理センター横道路側
付随情報
- 学術的詳細
- 文化財(市指定史跡)指定年月日:平成6年8月10日
「水質が良く、付近住民も利用した井戸」
旧天界寺の井戸は、首里に多く見られる掘り抜き井戸の中でも貴重な由緒ある井戸。首里城から西側へのびる丘に建っていた天界寺は尚泰久(しょうたいきゅう)王代(1454~1460年)の創建で、尚貞(しょうてい)王代(1669~1709年)の1697年に井戸が作られた。井戸の内部の形は岩の層を垂直に掘り下げながら下方に向かって幅を広げ、地下の水面辺りでほぼ半球形になっている。井戸口に接して東西に木柱を建てた跡が残され、その二つを結ぶ延長線上にある石垣の上には角柱形の石がある。かつてこの石に梁(はり)をかけ渡した板葺屋根があったと言われている。 - 情報引用元
- 那覇市教育委員会文化財課(2007)『那覇市の文化財』那覇市教育委員会