内金宮嶽
史跡歴史
琉球国旧記によると、久米村に美しくよく茂った丘があった。そこは弁才天を祀っており、ご利益があることで有名だったため昔から人々に信仰されていた。
万暦年間(1573-1619)頃、山城の国から来た重温という人物がそこにお参りし数日も立たないうちに、道端で出会った女性から数銭で炉を購入した。家に帰ってその炉を良く見てみると金で出来ており、驚いた重温があわててもとの持ち主に返そうとしたところ、その女性があらわれ弁財天を名乗り重温の心根を褒め、金の炉を褒美にあげようといったという。
そこで重温はその森の東に宮を建てて、内金宮(うちかねぐう)と名づけた。内金宮はその後も大事にされ続けてきたというが、現在は残っていない。
基本情報
- フリガナ
- ウチカネクダケ
- 所在地
- 900-0033 沖縄県那覇市久米2-6 付近
- 営業時間
- 特になし
- 休日
- 特になし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- アクセス
- ゆいレール県庁前駅下車徒歩約5分